ニューヨークでミュージシャンとして活躍する一面、自閉症の子供と向き合う現実との戦い
by gakuandben
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タケカワユキヒデさんから推薦を頂きました!
 「自閉症の子供を持つ親が勇気づけられるだけでなく、自閉症のことをよく知らない人たちにとっても、とても意味のあるエッセイだと思います。
 また、生のニューヨーク事情も知ることもできる。なんとも、幾重にもお得な素晴らしいエッセイです。

プロフィール
高梨 ガク
64年東京生まれ。ベーシスト。18歳でプロ・デビュー後、90年に渡米。ソウル、ジャズ系の音楽を中心に幅広い音楽活動を続ける。ポリスターより自己のバンド
『d-vash』(ディバッシュ)”Music Is”が発売中。
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I'm home !
そしてキャンプも終わり、ベンと弟は同じバスに乗ってキャンプの風景からはあまりにもかけ離れた、34丁目の10thアベニューにあるYAIのビルの前に着いた。

弟の方はYMCAのキャンプなのだけれども、ベンと同じバスで帰るためにYAIのバスに便乗させてもらっている。そのせいか、バスの先頭に座っており、ドアが開くとすぐに飛び出して来て涙ぐんでいる。弟はキャンプの直後1、2日はいつもこうで、口数も少なく妙に大人っぽい。久しぶりに親に会えたのと、2週間一緒だった友達との別れが一緒になって、センチメンタル・ムードになってしまうようなのだ。

さて、ベンの方はというと、これは至ってストレートな表現と共にバスから降りてきた。「Daddy, I didn't hit」(パパ、僕は叩いてないよ)が開口一番。これは
、僕がいつもベンが学校から帰ったときに、いつも誰かを叩いたり、引っ掻いたりしなかったかをすぐに確認している事によるもので、僕の顔を見た瞬間に、反射的に言ってしまったものかと思っのだが、その後すぐに、実際に友達を叩いてしまったことがバレてしまう。

アーロンという友達が続いて降りてくると、ベンは「I am sorry Aaron, I will not hit 」と言いながら握手を求めている。さらに僕に同じ事の書いてある紙切れを渡す、入念なお詫びをしているのだ。ダウン症の男の子である当のアーロンは全く気にする様子もなく、今度は二人で抱き合っていた。

カウンセラーの方にベンの暴力に関しての注意をお願いしておいたので、毎日、ニコニコマークの表が作ってあり、僕に渡してくれた。見ると確かに1日だけ、水曜のところがニコニコしていない。でも、2週間で1日だけというのは、今までのベンのペースからいうとかなりの快挙。勉強などのストレスがなかったせいもあるだろうけれど、これからも、続けて欲しい成績だ。

キャンプの後の昼食に、毎年行っていたバーガー・キングがビルごと取り壊しになっていて、マンハッタンの地上げの凄まじさをまた体感することになる。最近はビルごと取り壊して、コンドミニアムを作るというのがあちこちで行われていて、見覚えのあるコーナーが半年もしないうちに、全く別の風景になっていたなんて言う事もよくある。

2人とも早く家に戻りたい様子だったので、家で夏らしく「ざるそば」を食べることにした。

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by gakuandben | 2006-07-12 13:54 | 自閉症に関して
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