ニューヨークでミュージシャンとして活躍する一面、自閉症の子供と向き合う現実との戦い
by gakuandben
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推薦文・プロフィール
タケカワユキヒデさんから推薦を頂きました!
 「自閉症の子供を持つ親が勇気づけられるだけでなく、自閉症のことをよく知らない人たちにとっても、とても意味のあるエッセイだと思います。
 また、生のニューヨーク事情も知ることもできる。なんとも、幾重にもお得な素晴らしいエッセイです。

プロフィール
高梨 ガク
64年東京生まれ。ベーシスト。18歳でプロ・デビュー後、90年に渡米。ソウル、ジャズ系の音楽を中心に幅広い音楽活動を続ける。ポリスターより自己のバンド
『d-vash』(ディバッシュ)”Music Is”が発売中。
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はじめまして
「Shut up over there !」

バスの中でおばさんがそう叫んだとたん、僕は反射的に言い返した。

「この子は自閉症なんだよ!たったの10ブロック乗るだけなんだから勘弁してよ。」

勉が8歳くらいの時だったかな?
バスを乗り換えたら、座った席の前に「マデリン」ていう勉の嫌いな絵本を読んでいる子がいたんだ。パニックに陥ってしまった彼は大きな声で独り言を言ったり、体を叩いてノイズを出したりとかなりヤバい状態。

こりゃまいったな〜と思った矢先のおばさんの一声だった。
とっさに口をついて出たのは、「しょうがないじゃないかよ」という、つもりにつもった感情が爆発したのかもしれない。

 いわゆるお坊ちゃんとして育った僕は、苦労することからは、基本的に逃げる方針というか、本能的に避けてしまう。でも、ベースを弾くという得意なことを見つけて、あっという間にお金を貰えるくらい上手になれたのは、ラッキーだった。
25歳で結婚して、90年にニューヨークに来た。1年もしないうちに、グリーンカード宝くじに当選して、そのまま住み続けることになり、勉が生まれたのはそれから2年後の93年の秋。

それから2年後には次男が生まれ、その後すぐに勉が自閉症であることを知らされる。それまでの人生からは考えられない突然の展開は、戸惑う間もなくスタートした。
それから10年、ニューヨークという街で音楽活動を続けながら、想像もしなかった障害者の親という立場になった自分の人生を振り返りつつ、そしてこれからの自分のために記録したいと思います。

「人に話すと気が楽になる」って良く言いますよね。


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by gakuandben | 2006-03-17 01:34 | まずはここから読んで下さい